餌やり で猫が増えていた現場に口を出したので協力もしてみた

大きなオスの野良猫

私も以前自宅で繁殖してしまった野良猫たちの手術をするのに一番困ったのは「手術を予約しなければならない」と言うことでした。

猫を捕まえたからと言ってその日に病院に連れて行って手術をしてもらえるわけではないのです。事前に予約を取らなければならないこと、予約を取っていたとしてもその日に捕まるかどうかが分からない事などを考えているうちにもう次の発情期が来て妊娠・出産となってしまいます。

だから考えてる時間はない、捕まるかどうかじゃなくて捕まえるんだ!って気持ちで何とかそれまでに猫たちを懐くように仕向けて、手術当日にスムーズに捕獲が出来るようにと段取りをしたことを思い出しました。

やらなきゃいけない

と頭では分かっていてもじゃあ何からしたらいいのかがわからない状況なんですよね。病院によっては野良猫は診てくれない(避妊手術もワクチンを打ってあることが条件 等)事があるため病院も選ばなければなりません。

何も知らないところからTNRを始めようとするとなかなかハードルは高いのかもしれません・・・

そしてこちらに来ている猫さんが「他で産んだ子猫を連れてきた、保護をした」と連絡が入ったので・・・その子達を預かることにしました。それと同時に捕獲機を借りてTNRのための協力をしてもらいました。

TNRの際の捕獲機を設置する場所はどこでも良い訳ではなく、猫が入ったらすぐに回収をしたいのでこまめに見てもらえる場所、そして雨や炎天下にさらされない場所などの一定の条件を求めるため、一番適しているのは個人のお宅の敷地内なんですよね。もちろん許可なく空き地(遊休地)に置くことも出来ませんから個人のお宅の庭をお借りできるようTNRの説明をし協力をいただいて初めて捕獲機の設置が出来るのです。

もちろんこちらのお宅の方は快く設置を許可してくれたので3個置かせてもらいました。

頻繁に様子を見てもらって連絡がいただけるので環境としてはとても良い環境で助かりました。

こちらと同時に先に出していた事例の餌やり現場(あさりとしじみのふるさと)にもいくつか捕獲機を持っていきました。

狙うターゲットは

アパート街を颯爽と歩く野良母猫
餌やりさんが最初に餌をあげてしまったという 始まりの猫
空き家の庭からこちらを見る大きな野良猫
我が家にもたびたび現れていた右耳の折れた大きなオス猫

この他にも始まりの猫から生まれた子が数匹いて未手術の子がまだ2匹は確実にいるような状態でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました