これまでの里親募集の経験
実家にいた頃、田舎ということもありとても野良犬が多く存在していました。もちろん野良猫もたくさんいましたが、一時期野良犬がとても増えてしまった時期があって。
私の実家の敷地内には母屋の他に 納屋 と呼ばれるような建物がいくつもある自宅でした。昔から立っている納屋には人間が入っていけなようなスペースもあり、野良犬の母犬はそこで子供を出産することが多く、出産から１ヶ月ほどすると子犬たちがワラワラと庭に出てくるようになるのでした。
さらに１ヶ月もする頃には近所の人が市役所から【捕獲檻】を借りてきて敷地内や畑などに置くのです。捕まってしまった子犬を見るたびに胸が苦しくなって、檻を開けて子犬を出したりしていましたがこれでは埒が明かないと・・・・。
それで私は野良犬の子供たち人に慣れさせて触れるようにし、里親募集をしてみました。
幸い勤務先が国道に面した目立つところにあったため、勤務先の窓ガラスに【かわいい子犬里親募集】の貼り紙をしてみたのです。
すると仕事の問い合わせよりも子犬の問い合わせの方が多い日があるくらい、子犬たちはあっという間にもらわれて行ったのです。
それに味を占めた私は、子犬が産まれてちょろちょろしだす度に子犬をてなづけて里子に出していました。今ほどインターネットと言うものが普及する前のお話です。
猫でもそれが出来るのか・・・
子犬でそれが出来たからと言って子猫でそれが出来るとは言い切れない・・・だって子犬は比較的人間に対して友好的で、こちらが座って話しかけると１匹、また１匹と寄ってきてくれる状況だったから。でも子猫ときたら私が少しでも近づこうものならまさに【蜘蛛の子を散らすよう】に逃げて行って・・・
捕まえられる気配なんて１ｍｍもないなか私はうなだれるのです・・・・
逃げ遅れた子に触れそうだったこともあったのだけれどシャーシャー威嚇しながらさらに逃げていかれて結局かすることさえ出来ずに子猫は触れないまま次第に大きくなるのです。
猫の子離れ
生後２～３ヶ月になる頃、母猫が子猫を邪険にするような行動が見られるようになります。子供に餌の取り方などを教えてきちんと一人で生きていけるようにするために親が子猫を追い払うような行動をとるようになり、この頃から子猫たちは次第に母猫から離れていくのは知っていました。だからこれを最後のチャンスと思ったんですよね。ここで餌付けすることで慣れさせることが出来れば里子に出すことが出来るのではないかと考えました。
これまでは母猫にしかご飯をあげていなかったけれど子猫たちにもご飯をあげはじめたのですがなかなか思うように触れられるようにはなりませんでした（；´ー｀）野良猫の警戒心 ぱねぇ
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