「猫の里親を見つけてくれると聞いて」

その話を持った来たのは私の母親でした。
母が知り合いから「しばらく前から猫が来ている。餌をあげると居ついちゃうので餌をあげていないが、日に日に痩せていくのが見えてかわいそう。そう言えば娘さんが子猫の世話して里親さんを探しているというようなことをやっていると聞いた」と言って私に相談をしてきました。

聞けば子猫だというしすぐに飼い主が見つかるだろうと・・・
「とりあえずそのままご飯も食べられなかったら死んでしまうし捕まえられるなら捕まえて」
そう言っておいたけど、そんなに簡単に捕まるのか?

それから数日後、母の友人から直接私のところに電話があり「子猫を捕まえたのでこれからそちらに連れて行って良いか?」と言うことでした。
慌てて簡易ケージを組み立て準備をして待っていると・・・・
私の元に連れてこられたのは私が想像していたよりも大きかった(;´ー`)
私の想像では2~3ヶ月くらいだろうと思っていた、連れてこられたのは5~6ヶ月くらいでした。

早速子猫用のご飯を買ってきて差し出してみると警戒もせず食べてくれ、家の中を探検し始めた。あまり緊張はしていない様子・・・・??

初日からくつろぐ子猫
すっかりくつろいでいる子猫

迷い猫
迷い猫子猫

何とも不思議な毛色で、シマがあるんだけどサビっぽいというかなんというか・・・
当時は白トラって表現してた。

一応通りの目立つところに「〇〇近辺で子猫を保護しました。お心当たりのある方は~」って書いておいたのだけれど反応なし。近所も聞いてもらったけど反応なしで結局里親募集をすることにしました。

初日、ご飯を食べしばらく遊んでいるとすっかり安心したのか膝の上に乗って甘えたりして、なんとかわいいのか!!

この子を保護したのは2期生卒業から約1年後の真夏でした。

真夏に保護したこの子猫に私は ナツ と名付けました。安直すぎるけど猫の名前は2文字が呼びやすいね。

またもやネットで里親募集を

この時はネコジルシとペットのおうちの2サイトを使ったような気がします。少し月齢が進んでいたし少しでも早く里親さんを決めたい焦りとで(^^;
少し時間はかかりましたけど、先住猫さん1匹のいるお宅から声がかかりましてトライアルすることに。

お天気が最悪な嵐の日にお届けに行きました。

先方さんはケージも用意して準備万端で迎えてくれたのですが・・・・

キャリーからケージに移す際にナツが飛び出してしまい、先住さんをびっくりさせてしまいまして(;><)これは明らかに私のミスでした(;´д`)

その時の驚きが尾を引いてしまって、「ナツは寄って行くのだけれど先住さんが嫌がって仲良くしようとしない」と言う理由でトライアルが不調に終わってしまいました。
先住猫優先なのは仕方ないことですからね、残念だけどお迎えに行きました。

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1回目のトライアル
トライアル中

最悪は引き取る覚悟

1期生の時も2期生の時もそうでしたけど、里親さんが見つからなかったら引き取らねばなりません。また外に離すことは出来ませんからそう簡単に保護なんて出来ないのです(;><)
一度のトライアル失敗で意気消沈、もううちで引き取らなければならないのかと覚悟を決めてこれまでの簡易ケージではなく3段ケージを購入しました。ケージにずっと入れっぱなしにするわけではありませんがまずはケージから慣らさないと里子に行くときも困るし買っておいて損はないですからね。

その覚悟が神に届いたのか・・・・・

ケージが届いてすぐ2回目のお申し出があり・・・

とんとん拍子にトライアルに行くことが決定。トライアルと言っても今度の里親さんのお宅は先住さんがいませんので、新しいご家族に馴染んでもらうだけのトライアルなので決まったも同然!!

もっとこっちに来て
新しいケージもすぐに馴れハンモックも使いこなしてくれています

県外でしたのでなかなか遠くて、小旅行みたいな感じで出発しまして。
木をふんだんに使ったとても素敵な戸建てのお宅でした。
つくなりすぐにトイレを見つけておしっこをするという大物ぶりで凄く安心したのを覚えています。
なんといっても新しい環境に馴染めずに、ご飯も食べない、排泄もしないってのが一番心配なところですからね、とりあえず排泄をするっていうのはリラックスできてる証拠みたいなもので嬉しいですね!

そんな感じで、3段ケージ買ったのに1泊?2泊?くらいしか使ってもらえなかったけれど、その後の子達の保護に役立てています。

仮のお名前がそのまま

たいてい新しい里親さんのお宅で新たにお名前を貰う訳なのですが

「この子はなっちゃんで、ナツのまま行こうと思ってます」

って言われたのはなんかとても嬉しかった☆それと同時にそうおっしゃってくれるご家族もいるのだから見たまんまキイロって名づけたりするのはやめようと心に誓いました(^^;

噛み癖

ナツはとても噛み癖があった子でした。興奮してくると思いっきり手を噛んでくるので私も半べそで対応していて「もう子猫嫌い」って言ってた。あの頃はほんとに病んでたわ・・・・

元々私は大人の猫が好きなので、子猫のパワー有り余ってるのを見てると疲れちゃうんですよね。
結局噛み癖があるままの譲渡になってしまったけどその後穏やかに暮らしているようでうれしいです(・∀・)

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