寄付をするときは後悔の無いように見極めて

犬猫界隈のクラファン…とっても多いですね。X(旧ツイッター)などを見ていても「怪我をしている子を保護しました」「私は金銭的に余裕がありません><」「よろしければご支援を…」こんな流れ何度か見てきました。

そしてクラファンを宣伝するポストもとても目に付きます。たくさんの人が応援してるんだなぁ…と、半ば驚きに近い感情で見守っています。

動物を保護する子とはとても大変なことです。乳飲み子であれば数時間おきにミルクをあげたりおしっこのお手伝いも必要です。これからの季節寒かったら死んでしまいますので温度の管理も大切です。

それらの事を 普段の自分の生活をしながら 行うことになるんです。もちろん普段の自分の生活の方をおろそかにしても問題が無い状態であれば良いのですが、みんながみんなそうではありません。

茶トラ 子猫 眠る猫

傷ついている子を見て「かわいそう」「何とかしてあげなきゃ」と思う気持ちはとても優しく、大切な感情です。だけど自分の生活が成り立たなくなっては元も子もありません。自分で出来ないことは時に傷ついている子を見捨てることも大切なのだと私は考えています。

TNRは野良猫を減らすための苦肉の策。本当はリリースなんてしたくない。だけど自分で全部抱えるわけにはいかない。だから今この子達をリリースするけれど、いつか全部保護して譲渡に繋げられる未来にしたいと考えています。

恐らく個人で活動するほとんどの人が同じ気持ちだと思います。行政の支援が入る事もあるとは思いますが身銭を切ることも多々あるでしょう。自分に出来ることは少しでもやらないよりはよくなるはず、そう信じてやっている人がほとんどだと思います。

生活費かつかつ お金ない お金飛んでいく

一方でTNRに反対する声もあるのをご存じでしょうか。

「野良猫は自由だからいい」「野良猫がいなくなったら淋しい」「家の中で猫を飼うことが本当に幸せなのか?外を走り回りたい子だっているはず」

猫と対話が出来るわけじゃないですからね、そりゃ猫は今日と同じ明日が来ることを信じていると思います。まさか突然家の中に監禁されて雨にも風にもさらされず、決められた食事を1日に決まった回数与えられ外敵のいない室内に監禁されるとは考えないでしょう。

そしてその監禁生活が幸せだと気付いてくれる子が多数いると私は信じています。むしろ自由を奪うのだから不満があったらいけない、そういう気持ちでお仕えしてるつもりです。

TNR反対する人は 今 しか見えていないのではないかと私は思います。私はTNR自体は今はとても残酷なことをしていると思うけど、近い将来きっと、今よりもっと・・・猫さんたちが良い暮らしをするための準備期間だと考えています。

TNR反対派の方の意見を読むと結構凹むんですよね。でも家の中で警戒心・野心をゼロにしてくつろいでいる猫さんを見るとやっぱりこっちの方がいいと心の底から思います。

TNRに対する考えは色々あると思いますが、皆さんはどのように考えますか??

保護猫 茶白 茶トラ 白血病陽性 幸せ報告
小さい子猫が大きい子猫に抱きついて寝てる

無警戒で寝られる安心を守ってあげたいです

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