それからも頻繁に画像を送ってくださいました。少しずつ慣れていく様子が画像と文章から伝わってきてようやくホッと出来たような気がします。「やっぱり慣れないので・・・」と返される可能性だってゼロではなかったわけで私は連絡が来るたびに悪いお知らせじゃないかとビクビクしていたのが、次第に良い知らせしかないような気になっていてLINEを開くのが怖くなくなっていました♪
譲渡をしたのが9月初旬ごろでしたので、これからどんどん気温が下がれば人と猫との距離も縮まる可能性もあるし、そこに期待かな~と思っていました。
次第に送られてくる画像はケージの中のものではない画像に変わっていきました。
あら!?このきれいな猫さんはどちら様ですか???
もしかして
こちらさんですか!?
蟻が体を這っていても払いのけずにただじっとしていたあの野良猫さんですか!?
呼吸をするたびに鼻をブブブブって鳴らしていたあの野良猫さんですか?
お外の厳しい環境から家の中に入るというだけで幸せ度がどれほど増すのかはっきりとわかりますよね。ご飯の心配しなくても器の中にはいつもきれいな水とご飯が入っていて、雨も降らないし意地悪なカラスもいない。蟻が体を這いまわることもなければノミに噛まれて痒い思いもしないでいい。
あさりの凍った心がゆっくりと解凍されて、送られてくる写メはもう 家猫そのもの に変わっていきました。
猫はよく 家につく と言うように、まずは家に慣れてそれから人に慣れるものなのかもしれませんね。こんなにかわいい写メが続々届いていても「怖がりなのは変わらないけど段々と距離が近くなってきました」と言う感じで、上の画像の時点ではもうすっかり馴れてます!って状態ではなかったそう。
それでも無理に引き寄せたり撫でたりをせず、猫の好きなように行動をさせてくれたのでしょうね。本当にありがたいです。
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