突然庭先に現れた子猫

子猫は突然に・・・

ある朝子猫が鳴いているような幻聴がしたような・・・。
TRNした子たち(1期生、2期生の母猫)がそんな子猫のような声で鳴くわけがないし、どういう訳かこの日はTNR後放流した猫たちが誰もご飯を食べに来なかったのが不思議だったのだ。
耳をすませたがその後聞こえなかったので気のせいだと思ったのだったが・・・

夫が仕事に行こうと外に出たらお隣の家の庭に子猫がいると。

最近おなかが大きな猫を見たこともなかったし本当に突然に現れた!!って印象でした。

テトとの出会い
お隣の庭に突然現れた子猫

「おいでおいで~」と言ったところで来るわけもなく逃げてしまったのでその時は仕方ないか・・・と思ったのですが・・・。

ご近所さんの協力により保護(捕獲)出来ました☆

私が出かける時に再度見てみたらまだいた!!
ここで取り逃がしたらこの子は一生野良猫として生きていく。だけど捕まえられれば家猫になるチャンス・・・・どうする??

私はお隣さんに声を掛け協力を要請、そしてかわいそうだけど挟み撃ちにするような形で、逃げ鳴き叫ぶ子猫を捕獲しました(素手で)

シャーシャーと威嚇、その他  カッ  って勢いよく息を吐くような威嚇・・・この小さな体で成せる最大の威嚇の洗礼は受けたしめっちゃ暴れたけど

「絶対に離さないから!!」

と子猫を抱きかかえる私にお隣さんだいぶ引いてたけどまぁ子猫は無事に保護出来たし私の世間の評価は置いておこう。

保護直後
保護直後

保護当時の状態は

風邪をひいていて鼻水出ていたことも気になりましたが、それよりも気になったのはその体重!!
記録を付けていなかったので今となっては何gだったのかは定かではないのですが、この大きさならこれくらいの重さって言う想像をはるかに超えた軽さで、思わず持ち上げすぎてしまうくらいでした・・・

そしてちょっと信じられないくらいのノミ・・・ノミ・・・ノミ・・・

体のすべての部分にノミがビッシリで、普通ノミって寄生している体の表面を這いずり回るじゃないですか。もうね、寄生個体が多すぎて常に体を走り回ってる個体が目視で見られるって状態、正直言ってノミ多すぎ!

そして首の後ろから頭にかけてハゲが出来ていました。

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病院での診察

即日病院に連れていきノミの駆除と診察をしてもらいました。
風邪の症状は鼻だけだったので軽くて済んだのですが、とにかくノミが多すぎて、吸血されすぎての貧血状態、そして首の後ろは恐らくノミのアレルギーで禿げてしまったのだろうとのことでした。ノミを駆除して体力つけば次第に毛は生えてくると言われホッとしたのを覚えています。

産まれた環境によっては本当に過酷です(;><)

生まれる場所によっては全然ノミがつかないこともあるそうですが、今回の子はたまたま条件最悪な場所で産まれてしまったのでしょう。1匹だけでいたのも気になりますが、母猫らしき猫も兄弟とおぼしき猫も全然見かけていなかったので、本当に空から降ってきたのか!?って思いました(^^;
幸い風邪も大したことなかったのでケージの中に入れ、周りを布で囲っておいたらすぐにご飯をカリカリと食べている音が聞こえてきて一安心です。

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