お外の猫さんは今日食べるものにも困っています

餌場に入れた猫はまだいい

地域猫として餌やりさんがご飯をあげているところにありつけた子はまだいい。充分なご飯を与えてくれる場所にたどり着けなかった子は生きていくことが出来ません。栄養が充分でないと抵抗力も弱り色々な感染症にもかかりやすくなります。

ひとたび病気になってしまったら自分の抵抗力でやっつけられるわけもなくどんどん弱ってしまいます。どんな生き物でも食べるものが確保できない個体は生きていけません(;><)

ある日私が目にしたのは

そこは野良猫に餌をあげているおばあさんがいる賃貸物件の近く。私が歩いていたら前方から1匹の猫が口に何かを咥えてやってきたの。

私の横を通り抜け向かった先には2匹の猫がいて、口にくわえてたものをその2匹の前で落とすと3匹で分け合いながら食べ始めました。

わずかな食べ物を分け合う猫

当時の私のスマホがボロかったので望遠にしたらこんなに画質が荒く・・・・・

真ん中にいるにゃんこが何かを咥えてきたんだけど、咥えて来たものって人間の親指の先ほどの大きさのもので、決して大きなものではなかったのだけれど、それを自分一人で食べてしまうのではなくこうして他の猫に与えて皆で食べてるんだなって・・・

見つけた場所で自分で食べてしまえばたくさん食べられるのに持ち帰ってきて分け与えるってところを見ると他の2匹は真ん中の子の子供なんだろうか。

どの子も体こそ大きくなっているけど目・鼻は風邪をひいていてぐしゃぐしゃ(;´д`)

それでも何とか生きているのは

TNR前
TNR前の状況です

毎日たっぷりの水を注いだバケツを置いてくれている事、そして十分なだけに与えられているとは思えないけど一応ご飯を貰えている事、これで何とか命を繋いでいる状態でした。

この子達がご飯の心配をせずに幸せに暮らすためには人間と一緒に家の中で暮らすのが一番なんですけど私が全て引き取るわけにもいきませんし何とも出来ずにいました。

が、この現場は後にTNRをしています。

枯草の上で眠る猫
枯草の上で抱き合う猫

野良猫として生まれてそのまま外で育つのはとても大変なこと。

暑いのも寒いのも雨も風も病気も今日食べるご飯も心配せず毎日のんびり暮らさせてあげたいものです・・・

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