事故に遭う野良猫をなくしたい

特定の家・飼い主を持たない猫は  野良猫  と呼ばれ、一生のほとんどの時間を外で過ごします。

生まれ落ちた時から野良猫だった個体に関しては、大人になるということさえも厳しい状況下で生活をしています。

目やにや鼻水で顔がぐしゅぐしゅの野良猫を見たことがありませんか?

ヘルペスウイルスやカリシウイルスなど、一度体内に入ってしまったらずっと影響が残り続けるようなウイルスに感染し、抵抗力が弱い子猫などはそれらが原因で重篤な状態になってしまいます。

運よく大人になれた個体でも、年間を通して目やに、鼻水にまみれ体力を奪われています。

そして危険はウイルスだけではありません。交通事故の脅威も外で生きていく個体にとっては大きな問題です。

避妊去勢をしていない個体は、メスの発情に伴い繁殖行動をとるため、オスがメスを追いかけたり、オス同士がメスを取り合ってケンカをしたりします。車や人通りのないところでのケンカならいいですが、興奮したまま車道に飛びだすことで車に接触することが多く見受けられます。

発情期は春先と秋先

猫の発情期は日照時間にリンクしていると言われています。陽が長くなり始める2~3月に春の発情期が到来し、それから秋先まで繰り返し生殖活動・繁殖が起こります。

2~3月と8~9月は突然道路に飛び出してくる猫の率が上がりますので、運転をしていて道路脇などに猫が見えた場合は飛び出してくる可能性を考えて減速したいものです。

交通事故に遭う不幸な猫を減らしたい

それにはまずお外で生活する猫を減らすこと。飼い主のいない猫に不妊手術を行い

【一代限り】

の命を皆で見守っていきたい。

そして可能な限り譲渡先を見つけ、1匹でも多くの子に家族を見つけてあげたい、それが願いです。

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