ペット不可物件でペットを飼うということ

ペット不可の物件とは

その名の通り動物の飼育に関して制限されている物件です。中には金魚やハムスターなら良いなどと言った条件付き飼育が認められる場合もありますが、主に【ペット不可】とされる物件では通常犬猫の飼育はダメとされています。
賃貸の場合は退去時の補修費が多大にかかる可能性があるなどといった理由で、分譲などのマンションでもペット不可とされているところは鳴き声や臭いなどで、近隣に迷惑が及ぶことを懸念して禁止としている場合もあります。
昨今では犬猫に対するアレルギーなどがある人が増えていることから、ペット不可物件なら安心して暮らせるという理由で物件を選ぶ人もいます。
万が一ペット不可物件で隠れてペットを飼っていた場合、どのような事態になるかを考えてみましょう。

室内を見られるわけではないのにばれてしまう多くの理由

犬の場合は主に鳴き声です。無駄吠えをしないようしつけられていても、飼い主さんが帰ってくる足音を聞くと嬉しくてたまらないワンコがキュンキュン鼻を鳴らしたりして。ちょうどその時に部屋の前を他の部屋の入居者が通ることでバレてしまうことがあります。もちろん吠えることのあるワンコならバレる可能性はより高くなりますね(^^;

そして猫の場合・・・。猫は犬のようには吠えないですし一見バレないのではないか?と思われる方も多いでしょう。
ですが猫の本能とは人間の生活に配慮されたものではないので、ペット不可のアパートマンションでもお構いなしで

窓から外の様子を伺うレオくん(この子はペット不可物件で生活しているわけではなくあくまでもモデルさんとしての登場です)

しちゃうんですよね(;´ー`)
それと猫は高い窓から外を見ることを好むので高窓があるとそこから外を見ていることもあります。
そんなところを管理会社や大家さん、他のお部屋の入居者さんに見られてトラブルとなってしまう訳ですね(;><)
これは窓際でひなたぼっこをしている猫が悪いのではありません、あくまでもペットの飼育が不可である物件でペットを飼育することが悪いのです。
猫ちゃんは特に環境の変化に弱いので引っ越しを余儀なくされることなどが内容、適正な共生をするよう心がけたいものですね。

外には動いているもの(車だったり人だったり鳥だったり)があって刺激を得られるから見てるって事もあるだろうけど、冬はただ単に暖を取るために日向に行きますし、サッシとカーテンの間に入ることもあるので外から丸見えになっていたりします。
猫さまには人間の「ペット不可」にゃんて事情は分かりませんからね(^^;

猫に取って引っ越しは精神的な負担がかかるものですし、新しい家に馴染むまでに体調に異変を来たしてしまう子もいますので、不要な引っ越しは出来るだけ避けたいものです(;><)

持ち家以外の賃貸や集合住宅に住んでいる方は必ずルールは守りましょう!

出されたゴミでバレるケースもあり

ペットシーツや犬猫のご飯、グッズなどをゴミに出す際にバレることもあります。住んでいるからにはゴミも出ますからね。
目ざとい人はそういうところから【ペットを飼っている人がいる】と目星をつけますので、ばれないで生活できるなんていうことはほんとうに ごく稀なこと と思ってください。
尚、賃貸借契約書の条文には「ペット不可物件でペットを飼っていた場合は補修代は100%借主負担」とするような内容が盛り込まれていることがありますので要注意です!