猫を迎える準備

初めて猫をお迎えする人は前もって準備しておいてほしいもの、その理由等を書いていきます(^^)

参考になれば嬉しいです。

必ず準備して欲しいもの

  • ケージ
  • キャリー
  • トイレ&トレイの砂
  • 毛布
  • 食器
  • 月齢に合ったフード

ケージ

初めて家に来た当日は人間も猫もとても緊張します(;><)

ケージは必ず用意してください。連れてきたらすぐにお部屋の中に離すのではなく、必ずケージに入れて様子を見てください。怖がって動かないような子の場合にはケージに布などをかけて周りから見えないようにしてあげると落ち着いてくれます。

「ケージなんてすぐに使わなくなるから買うのが勿体ない」と言う方も時々いらっしゃいますが、ケージはお迎えする猫の為の個室と思って準備してあげてください。

家に慣れるまではご飯もトイレもケージの中に設置するのが良いと思います。

ある程度おうちになれるとケージで過ごさせることは難しくなりますが、お迎えした子が子猫の場合は、家人が全員外出するような場合はケージでのお留守番が好ましいと思います。小さい頃からケージに慣れている子はケージでのお留守番が出来るようになるので、それは災害時などにも役に立つと思います。

そしてスペースに余裕があるのであればケージは慣れた後もそのまま置いておけるのが理想です。

キャリー

動物病院に行くときに必ず必要になります。広さに余裕があるようならケージの中にキャリーを設置してキャリー内に毛布などを入れ最初のうちはベッド替わりに使ってもらうのも良いでしょう。

猫は普段動物病院以外で外出をしませんから、キャリー=動物病院=怖いところと言う風になってしまい、キャリーを持ち出しただけで逃げるという話もよく聞きます。

キャリーを怖いものだと植え付けないよう、普段から見える場所、触れあう場所にキャリーを設置してください。少し邪魔と感じるかもしれませんが、動物病院に行くときに大波乱があるよりはよいと思います(^^;

戸建て住宅でお住まいの方なら、キャリーに入れて2階に連れていくなどするとキャリーを怖がらなくなります。キャリーに入った後必ず怖い事になるという事実を作らないことが大切です。

個人的には横開きタイプよりも上開きタイプをお勧めしています。色々な素材のものがありますが丸洗いできるタイプが衛生面でもおすすめです。

トイレ&トイレの砂

トイレのタイプの様々ありますがこれはお好みで(猫のお好みで)

子猫の状態でお迎えする場合はトイレの高さに注意してあげてください。うっかり高すぎるものを準備しても猫は逞しくその段差を乗り越えて用を足してくれることが多いですが失敗してしまう子もいますので。

子猫のうちは100均等で購入できる食器用水切り籠などを代用しても良いかと思います。

私は生後1ヶ月~2ヶ月の子猫を保護することがありますが、その時子猫たちのトイレに使うためのお菓子の缶を捨てずにとってあります(笑)子猫のうちはお菓子の缶で充分です。

DSC_0028

このくらいの高さだと子猫でもまたぎやすくて利用しやすいようです(但し砂は飛び散ります)

DSC_0130

上部カバーがついている物はカバーを外してあげるとどこからでも入れるため使いやすいようです

状況に応じて変えるのが良いと思います。

チップもお好みなんですが、処理のしやすいものを選ぶのが良いです。トイレに流せるとか可燃ごみで出せるとか色々な特徴がありますので、生活スタイルに合ったもので、猫さんが好んでくれるものを見つけてみてください。

私はひのきチップのものを愛用しています。

トイレから帰ってきた愛猫がふんわりひのきの香りをさせていることにいとしさを感じます^^

毛布

毛布や猫ベッド、ふかふかしているものを用意してあげましょう。但しタオル地のものは爪が引っかかってしまう危険があるので避けてください。もし譲渡等でお迎えする場合には兄弟やこれまで一緒にいた仲間のにおいのついたもの等をいただいてこれると安心しやすいです。

食器

陶器のものが衛生面で良いと言われています。一時的に利用するならプラでも良いですが、子猫の場合は食器自体に重みがあって動かない方が食べやすいので最初から陶器の食器を用意してあげても良いですね。

月齢に合ったフード

ドライフード・ウェットフード・子猫用フード・シニア用フード、離乳食やミルクなど月齢に合ったものを準備してください。6ヶ月までに食の好みが決まると言われているそうなので、もし子猫をお迎えするのであれば6ヶ月までの間に色々なものを食べさせてください。子猫でも好みがハッキリとしていてチキンテイストは食べるけどマグロテイストは食べないとか、逆にマグロテイストは食べるけどチキンテイストは食べないとかあるからびっくりですよ。

ミルクも銘柄によって飲んだり飲まなかったりするので結構大変です。今後の健康のことも考えてより良いフードを選んであげてください。適応月齢と量に注意して与えてください。

ならば準備しておいた方が良いもの

  • おもちゃ
  • 爪切り
  • 爪とぎ
  • ブラシ
  • 首輪

おもちゃ

猫じゃらしやボールのおもちゃなど形態様々な猫用おもちゃがありますがなければ無くても問題はありません。特に子猫の場合は見るもの全て、動くもの全てがおもちゃですから♪
お菓子を開封したときの切れはしや紐、ゴム、割りばしの袋だろうが新聞だろうがとにかく何でもおもちゃになるので、猫をお迎えする前に必ず用意しなければ!と気負うものではありません。

もしお迎えした猫さんが緊張しているのであれば、おもちゃがその緊張を解いてくれる可能性はありますのであるに越したことはないでしょう。

爪切り

人間用の爪切りを使用してもかまいませんがペット用の爪切りの方が作業がしやすいです。
特に猫ちゃんは爪を切られることを嫌がる子が多いので、出来るだけ小さいうちから爪切りに慣らしておきたいものです。まとめて全部切ろうとせず、ストレスを与えない程度に少しずつ行うのがベストです。

爪とぎ

段ボール製のものや麻ひもが巻き付けられているものなど種類が豊富にあります。
猫は爪を研ぐという行動をすることでリラックスをするとも言われていますので、爪を研いで良い場所をと言うのを準備しておいてあげると良いでしょう。爪とぎを設置していないと家具や壁などを使って爪とぎをしようとするのでこれは早めに準備しましょう。間に合わない場合は不要な段ボールを切って切り口をまとめただけのものでも置いておくとよいでしょう。
特に子猫の場合には大人猫ほど大きな爪とぎは必要ないので、ケージの中に猫の体よりやや大きめくらいのものを段ボールを切ったもので準備してあげても良いでしょう。

ブラシ

初日から無くてはならないものではないですがブラシもあった方が良いでしょう。特に換毛期は自然と毛が抜け落ちる為部屋中に猫の毛が舞うことになります。それを未然にある程度防ぐためにはブラッシングは欠かせません。
ブラッシングは大抵の猫ちゃんは喜びますが、慣れていないとブラシを持ちただしただけで逃げる子もいるのです。ブラシが怖いものではないということを教えておきたいですね。
長毛タイプの子は毛が絡まりやすいので必ずブラシをしてあげてください。スキンシップにもなります。普段から体を触ることは怪我や病気の兆候を早く察知できることになるので、ブラシをすることでコミュニケーションをはかりたいところです。

首輪

猫は音もなく歩くことも多く、今どこにいるのかわからなくなってしまう、見失うことも多々あります。部屋に閉じ込めてしまったりするリスクを考えると。猫が今どこにいるか把握するためにも鈴が付いている首輪をするのは大変効果的です。嫌がる子もいるので絶対ではありませんが、出来るならつけておいた方が良いでしょう。
あまりあってはならないことですが、万が一ご自宅から逃げ出してしまった際に一目で飼い猫だと知らせるためにも有効なアイテムです。極端に嫌がらない限りは首輪はあった方が良いでしょう。

必要に応じて準備したいもの

  • キャットタワー
  • シャンプー・シャンプータオルなど

キャットタワー

猫は高いところに登りくつろぎます。キャットタワーは必須ではありませんが、猫が登れるような高い場所が無いと冷蔵庫の上などに登りたがったりします。もちろん冷蔵庫の上が猫が乗っても問題ない環境であればよいのですが・・・・猫が来るまでは冷蔵庫の上なんて掃除したことがないなんて人もいるのではないでしょうか??

乗ってほしくない場所、乗ったら危険な場所に乗らせないためにも 乗って良い場所 を用意していあげることが重要です。

シャンプー・シャンプータオルなど

完全室内飼育であればシャンプーは必要ないです。猫はグルーミングをすることで体の汚れを落としていますからシャンプーをしなければならない状況と言うのはとても少ないと思います。
下痢などでお尻周りを汚してしまったときくらいでしょうか。
猫に取ってシャンプー(水に体が濡れること)はとてもストレスですから、シャンプーをしなければならないような特別な時以外、定期的にシャンプ―などをする必要はありません。
どうしても気になるときだけ気になる部分だけを洗う、シャンプータオルや蒸しタオルで拭くなどにとどめるのが良いでしょう。

タイトルとURLをコピーしました