白血病陽性の子達が里子に行って(トライアルに行って)すっかり閑散とした事務所内に少し物足りなさを感じます。思えば去年の11月頃からずっと猫さんがいましたからね。

去年の11月~保護してた19期生については コチラ
この子達が里子に行ったあとは先輩ボラさんから大人の猫さんたちをお預かりしていました。
その間にも「庭に子猫がー」という相談を何度か受けたのですが「今は保護出来ないから」とお断りをしていました。
つい先日にも
「ゆうべから庭で子猫のような声が聞こえていて、朝仕事に行こうとしたら庭に子猫がいて保護をしたんですけど…」
って言われてお断りをしようと思ったのですが、次に続いた言葉が
「このくらいの子猫って何食べるんですか?」
という質問でした。「保護をしてほしい」という依頼ではなくて、ご自身で何とかしようとしてくれていて、その上で相談をしてきてくれたのがとても嬉しかったのです。
その時送られてきたのが

どう見てもまだミルク猫という大きさで。電話で食事はまだミルクであること、そして排泄の介助も必要になるということを伝え
「子猫ミルクならあるから取りに来てくれたら分けられるよ」
そう伝えたら子猫を連れて指示を仰ぎに来てくれました。ミルクの作り方、飲ませ方、そして排泄の仕方を真剣に聞いて帰りました。
その時素手で子猫を連れてきたので帰りにはキャリーを貸してあげて「しばらくはこのキャリーの中で様子見たらいいよ」と伝えたのですが・・・
そのキャリーを「返したい」と連絡が来たのでもしかしたら死んでしまったのでは!?
そう思ったのですが
「うちで飼うことになりました」
という嬉しい報告と共にキャリーを返しに来てくれました。本当に良かった。
むしろ自分で飼うつもりないのにとりあえず保護をしてくれたことに感謝です☆
お母さん猫は引っ越し中に1匹だけ忘れてしまったのか、それとも帰ってこれない事情があったのかと思うと・・・とてもやるせないです。保護をした自宅周辺にはカラスがとても多い地域だったそうで、そんな中にいてカラスに加害されなかったことは本当に不幸中の幸いでした。
まだまだ小さな体なので急変なども不安ではありますが、飼い主さんが決まって献身的にお世話されているのかと思うと心の底から安心しました!
まだまだたくさんいるお外の子達が少しずつでも幸せになれますよう祈っています。
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