どうかやさしい世界に(猫なし)

仕事の関係先で「蜂が大量にいる」と言うので蜂の巣の撤去をお願いしたところ・・・
隙間から蜂が出入りしているところの壁(と言うか天井?)を壊す必要がありました。
そして心の準備も必要でした。

心の準備が出来た人は進んでください

天井裏から出現した大きなミツバチの巣
天井裏から出現した大きなミツバチの巣
ミツバチを吸い取ってボックスに移す
蜂たちは専用掃除機で吸い取りボックスの中に集められます

こんな大きな蜂の巣が天井裏に潜んでいようとは・・・・(;・ー・)朝晩仕事に出かける時や帰ってきたときに渋滞するらしく、柱にビッシリ蜂がついていて初めて気が付いたようです。
この働き蜂たちを専用の掃除機のような吸引する機械で吸い取り専用のBOXに集めて煙を入れて蜂の活動をおとなしくさせるのだとか。

キレイなハニカム
これはまだ蜜などが詰められていないきれいな状態の巣
蜜がたっぷり詰まった巣
こちらは密がたっぷり詰まっている巣

これだけの数のミツバチに業者さんは大喜びでした。先にも言ったようにミツバチは駆除をするのではなく別のところに移すのだそうです。しかも西洋ミツバチではなく【ニホンミツバチ】だということでとても喜んでいました。それにしてもこのハニカムが自然に作られるのが不思議ですよね。定規とか分度器とか使ってないのにこんなにきれいな六角形!

ミツバチの巣を巣箱に移す
たまごや幼虫がいる層を巣箱に移す
集めた蜂を巣箱に移す
集めた働き蜂を巣箱に移します

丁寧に撤去した蜂の巣の中から、卵や幼虫が生育している層を丁寧に切り取って巣箱に括り付け、おとなしくさせておいた働き蜂達を巣箱に移してお持ち帰りになられました。

「この中に女王蜂がいなかったら水の泡」

業者さんはそう言っていて、常に大きな蜂を探していたので私も側で目を凝らし女王蜂を探していたのですが・・・

「あ、この蜂少し大きいですよ!!これですか?」

そう指さした先には働き蜂よりも少し大きなサイズの蜂。業者さんは首を横に振ると

「それは女王じゃないよ、オス蜂だ。たまにこうやってメスの中に紛れ込んでる奴がいるんだよ」

そう笑って言ってました。

そう言えばその業者さんが養蜂しているのもこの神社からそう遠くないところなのでもしかしたらあの時の蜂の子孫かも?なんて思ったり思わなかったり。

それにしても働き蜂さんは早朝から夜の9時ごろまで働くらしいですよ(;´ー`)かなりブラックな労働環境だと思いますが毎日けなげにこなしてるんですね。
蜂ってこれまではミツバチもひっくるめて全部を 怖い存在 って思っていましたけど、この一件があってミツバチを間近で見たことでとても身近な存在に変わりました。

美味しい蜂蜜を泥棒しちゃってごめんね(ー人ー)

最近ではアニマルウェルフェアなど叫ばれるようになって、なんていうか、すべての生き物にやさしい世界に変わろうとしているところな気がします。

人間は他の動物の命を奪って生きているから、それを自覚し奪わないで済む命は極力奪わずに、やさしい世界になっていったらいいなと思います。

ミツバチ専用の水飲み場とても癒されました♪

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