危険は交通事故や病気だけじゃない

猫さんがお外で暮らすことは交通事故に遭ってしまうリスクや病気のリスクなどデメリットがたくさんあります。だからこそ譲渡の時には【完全室内飼い】をお願いしています。

危険なお外から保護した子をもう二度と危険なところに戻したくないから(;><)

中外飼育をされて「猫が帰ってこない」とか「事故に遭ってしまった」などという報告は聞きたくないものです(つд`)

それでもまだまだ野良猫はいなくなりません。

今朝出勤中に見かけた光景です。ショッキングな画となります

茨城県坂東市 保護猫 里親募集 預かりボランティア わんにゃんサークル結生

車を運転していて何気に見た住宅の敷地内で。缶に頭がすっぽり入ってしまって動かない猫。一度は通り過ぎましたが、脳内で画像の処理が追いついたところで「え?」ってなって戻りました。幸い大きな道路沿いではなく私もすぐに車を停めることが出来ました。

猫にとっては非常時ですしパニックになって逃げられたら危険だなと思ったのですが、こんな小さな缶に顔がすっぽり・・・どのくらいこの状況でいたのかはわかりませんが一刻を争うと思いました。

出来るだけびっくりさせないようそっと近づいて右手で猫の体を押さえ左手で缶を引っ張りましたが簡単に外れませんでした。缶を切るための金切りばさみなどが必要になるかもしれないと思いましたがもう少しだけ力を入れて引き抜いてみたところ缶は顔から外れ、猫は一目散に走って逃げていきました。走って逃げられる体力があったことにホッとしています。

事なきを得て私も職場に向かいましたが、ふと・・・缶をそのままその場に置いてきてしまったことに気付きました。そのまま缶を放置したら同じことが起こるかもしれないので回収しないと危険ですよね(;><)

少したってからもう一度戻ってみると缶はまだその場にありました。

絵を見ると魚の缶詰のようです。

下の方に英語で IN WATER WITH SALT ADDED って記載がありますから塩水に漬けられた魚ということでしょうか。

久しぶりに美味しいにおいを嗅いだのかもしれません。夢中になって舐めすすめたのかもしれません。

でもその魚は塩漬けにされているもので猫さんには大変毒だと思います(;><)

危険なものを口にしてしまう可能性や缶が顔から抜けなくなる可能性、交通事故以外にも健康を損ねる危険がたくさんあります。

こんなことで愛猫を亡くしたくないですよね。

猫は室内で一緒に生活しましょう。

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