飼い主のいない猫の見守りは地域の理解が必要だからこそご協力の要請と話し合いが必要

以前このボラさんに相談に行ったのはうちで私がご飯をあげている野良ちゃん2匹の事でした。だいぶ前に手術はしているのだけれど、その当時私が さくら猫 の知識がなく 耳カットしていない状態でリリースしてしまったんですね。

その子達の1匹がボラさんの捕獲機にかかったらしくおなかの毛を剃られて耳カットされて帰ってきたときのことです。幸いおなかは切られずに済んだ(素人にはわからないけど毛を剃った時点で手術済みの子は傷跡があるのに気づけるそうです)ため良かったですが、もし万が一傷跡が小さかったりで気付かれずにおなかを切られてしまったらかわいそうだと思い、写真を持って向かったのです。今回は無事だったもう1匹の猫の写メを持って「〇〇市〇〇の〇〇番地付近に住んでいるこの子は耳カットが無いけど手術してあるんですTдT」ってことを伝えに。

するとボラさんは真剣に耳を傾けて話を聞いてくれてまず私に「野良ちゃんのために色々してくださってありがとうございます」って言ってくれたんですよ。一応自費で手術はしたものの「何で室内で飼ってあげないんですか」とか言われるんじゃないかって思っていた部分もあって・・・逆に優しい言葉をかけてもらって一気に涙目になっちゃいました(つд`)

そんなことがあったボラさんにあさりとしじみがいたアパートの場所を話して何とかTNRの協力をしてもらえないかとお願いしたところ快諾してくださいました。その場所とは別の餌やりさんの現場もあったのでその場所の説明もすると

「TNRをするのには手術をした野良猫さんたちをその後見守りしてくれる人のご協力が必要なんです。その餌やりさんたちは協力していただけそうですか?見守りさんとして住所とお名前を書いていただく必要があるんですが」

と言うことでした。

どちらの餌やりさんも、根っこにあるのは猫が好きっていう優しい気もちなハズですからどちらの方も拒んだりはしないと思っていました。お話をしてみたらどちらも快諾していただきTNRが実行できることになるのでした。

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