保護した子猫の初日はあまり構いすぎない

あさりとしじみを保護することに決めてからの私の行動は早かったです。が、早かっただけに色々準備不足が否めませんでした。

まずキャリーが無かったこと。段ボールだと万が一逃げてしまったら・・・と言う不安を『とても弱っている子猫だし段ボールで大丈夫だろう』という考えが押さえ込んでしまったんですよね。それが裏目に出てあさりに恐怖を与えてしまい、そして負傷するに至ったわけですが・・・

皮手袋を持っていくとか色々必要な準備があったと思うけどそれを怠ったのだから仕方ありません。
それよりも人の手を思い切り噛むという行動をさせてしまった事は本当に申し訳ないです・・・猫にとっては最大の恐怖だったのだろうから。

1回で確実に保護が出来ていれば与えずに済んだ恐怖と思うと、準備は充分にしなければ・・・ですね

保護初日はそっとしておく

子猫を保護した初日は、子猫も状況を受け入れられずに戸惑っているので、あまり構いすぎないように注意をしています(^^; 注意をしていないとかまいすぎてしまうので(汗)

自力でご飯を食べられる月齢の子であればご飯とお水とトイレを置いて、ケージを暗くしてそっとしておくのがいいかもしれませんね。

初日は全く食べ物に口を付けない子もいます。排泄をしない子もいます。とにかくケージの一カ所に固まってじっとしているだけの子もいます。ケージを布で覆って見えないようにするけど、周りの音だけが聞こえる状態にして、出来るだけ大きな声を出したりせずに優しい声で会話をするように心がけています。

とはいえ、この回のケースだと私はざっくり噛まれて流血していましたのでそのまま自分が病院にかかる必要があったので初日はすぐにお暇しました(^^;

学生時代に破傷風の予防接種はやった記憶がありますが野良猫に噛まれた場合は必須ですね(;´ー`)

翌日の状況は

初日にあげたご飯はほぼ食べられていました。食べてくれるってことはありがたいことですね。
初日同様にご飯をあげるとしじみの方はすぐに寄ってきました。少しだけご飯を食べてミルクも飲んでくれると安心しますね。

ケージの中の子猫
保護したばかり、顔がぐしょぐしょ
ケージの中の子猫
大分弱っているようには見えたけど結構力強く鳴いてくれた

あとはこの風邪を何とかしなければ・・・ですね(^^;
病院で抗生剤と目薬を処方してもらい少しずつケアをしていきます。
あさりはまだビクビクしていますが威嚇をしたりは無し。私が動くとじっと動きを目で追っていると言う感じで常に警戒している感じではありました。

様子を伺いながらご飯を食べる子
こちらの様子を伺いながらおそるおそるご飯へ

警戒しながらもご飯は食べてくれるし 本意ではない と言う意思表示は見せるものの触らせてくれるので爪切りも行えました。「怖くて動けないだけ」にも見えますが最初に爪を切れるとだいぶその後が楽になります(^^;

外を見て何を思うだろうか

玄関から外を眺める子猫
外を眺める子猫 
窓際で振り返る子猫
私が近寄ると少し警戒モード

突然人間に捕まえられて連れてこられた子猫は 外 を見て何を思うのか・・・
じっと玄関から外を眺めている様子はちょっと心が痛みます。

それでも猫風邪で顔がぐしょぐしょな子猫が薬の力できれいになっていく様子は保護ありきですからね、保護して良かったなと思えるのです。

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