次の子猫とは

堕胎の選択肢があることはわかってたけど

実は8匹の子猫たちの里親募集が終わるころにはもうすでに別の命が生まれていました。前回8匹の子供たちは私が最初に餌付けしてしまった猫が去年産んだ娘たち。もちろん母猫だって妊娠していました。とても時季外れではあるのですが子猫が全員里子に行ったのが7月4日、そして新たな命が生まれたのは7月1日でした。こんな真夏に出産とかあるのか?って思ったけど間違いなくおなかは大きくなっていたし、それが分かっていても堕胎を選択できなかったのです。お世話になっている病院の避妊手術の予定がすでにいっぱいで、しかも8月中は手術自体を行わないというのも重なり何とか予約が取れたのが9月だったから。

産ませる と言うことは不幸な猫を増やしてしまうことになるかもしれないという恐怖があったけど、これは自分の蒔いた種であって、自分で責任もって刈り取らなければならい事、自分が負わなければならない罪なのだと思った事もあって やるしかない と言う気持ちになっていました。
8匹の里親さんが無事に決まったこと、そして風邪で状態が一番酷かった子を取り上げて「風邪なんて治るわよ」と言ってくれた一番最初の里親さんの力強い言葉も後押しになりました。

子猫が保護出来なければ意味がない

自分で責任を持つ覚悟はあったものの、どこで出産したかわからない状態だと困るしその問題点がクリアできないまま、子猫の世話に追われて日々が過ぎて行ってしまいました・・・。
子猫が確保出来なければ1年前の二の舞になってしまう、その焦りもあったけどその当時その猫を保護して室内で産ませようと言う余裕がなかったんですよね、気持ち的な。

でもその心配は本人(本猫)の心境の変化で解決されたのです

産気づいた朝

産気づいた朝、運よく私はそれに気づくことが出来ました。あ、これは生まれる!と思ったので以前犬を飼っていた時に使っていた大きな小屋の中に段ボールやタオルを入れてあげてその中に入れると・・・

安全な場所と分かったのかそこで産むことを決意してくれた様子。
このまま出産を見守りたかったけれど残念ながらこの日は朝から仕事が入っていて出産には立ち会えず忙しく家を出るしかありませんでした(;><)

昼休みに家に帰ってみると

生まれたての猫
生まれたての猫

元気よくおっぱいに吸い付く子猫の頭が数個見えました。あまり刺激しないように首を無理やり伸ばして数を数えると5匹いました。このまましばらくは母猫に子育てしてもらうけどその後は私に任せろ!全員幸せにしてやるからね(里親さんを探すよと言う意味で)

翌日さらによく見てみると

母猫が出かけてる間にこっそり覗かせてもらったらなんと子猫は7匹いました(^^;
子供の頃にも猫を飼っていて、その猫が子供を産んだこともあったけれど一度に7匹の出産なんてちょっと記憶になくてびっくりしました。
5匹だと思っていたのが7匹になってちょっと面食らったけどこの子達に新しい家族を見つけるのは自分の責務なんだと再確認をしました。

生後1日目の猫
生後1日

生まれてすぐの子を触るなんてとんでもない!!!!

と言う常識すらなくて本当に申し訳なかったけど、人間のにおいのついた子猫を食べてしまうなんて言うこともなくちゃんと子育てしてくれてありがとう。

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